ミニチュアダックスフンドの初心者にも分かる飼い方、犬のしつけ方が分からなくてお悩みの方はご覧下さい。
ミニチュアダックスフントはドイツ原産の犬種で
日本においては、ペットとして非常に人気があり、
一時期の異常なまでのブーム後も、多くの頭数が登録されている。
現在もジャパンケネルクラブ(JKC)登録頭数において、
国内1位を誇る犬種である。JKCの登録犬種名はダックスフンド。
容姿と特徴は何と言っても、特徴的なのはその胴長短足の容姿で、
顔は面長で、尾は長く、耳は下に垂れる形をしている。
鼻孔が開いて空気を取り入れやすい形状で、鼻(マズル)が長く鼻腔内の面積が広いため、
嗅覚に優れているのも特徴。また、胸が十分に発達している。骨端が突き出ているので、
前から見ると楕円形をしている。あばらはよく張って腹部につながっている。
地低く、短脚で、体長は長いが、引き締まった体格である。
非常に筋肉質であり、向う気が強い頭部の保持と、警戒心に富んだ表情を見せる。
長い体に対して短い脚であるが、不具合であったり、モタモタしたり、
また歩様が制限されるようではないようです。
ダックスフントのサイズは、スタンダード・ミニチュア・カニンヘン(カニーンヘン、カニヘン)の3つに分かれ、
各国の協会において、理想のサイズが定められている。
しかし、仔犬時の血統書において、ミニチュア・カニンヘンと明記されていても、
骨格のつくりによって、協会の理想以上の体型になることはある。
よって、個々の骨格にあった理想体型を把握し、
栄養失調や肥満、痩せすぎや太りすぎ等に注意した上で健康維持が必要である。
(スタンダード・)ダックスフンド:体重9〜12kg。
ミニチュア・ダックスフンド:生後15ヶ月を経過した時点で測定し、胸囲35cmが理想。体重5.0kg以下。
カニーンヘン・ダックスフンド:生後15ヶ月を経過した時点で測定し、胸囲30cm以下。体重3.2〜3.5kgを理想。
生まれつき友好的で、落ち着きがあり、神経質であったり、
攻撃的ではない。情熱的で、辛抱強い。
ただ、元々が猟犬であるがゆえに、
時として攻撃的、負けず嫌いな性格を垣間見せることもある。
犬の祖先は狼と言われており、本来、群れで行動する動物でした。
群れで行動する際、必ずボスが存在し、そのボスに従い行動します。
人間の手で改良に改良を重ねられた為、どの程度 そういった習性が残っているかは分かりませんが、
犬は一緒に住んでいる人間や他の動物に、順位を付けます。
したがって、自分より上に順位付けした者には従い、
下に順位付けした者にはあまり従わないどころか、最悪の場合、噛み付くなどの行為におよぶこともあります。
これから犬を飼おうとお考えの方は、しつけの際、褒めるときは褒め、
叱るときは厳しく叱るといったように、メリハリをつけるようにしてください。
可愛さのあまり叱るべきときに叱らないと犬はあなたを同じ順位か下に位置づけをして、
まったく従わなくなる恐れがあります。
胴体が長いことから関節(特に腰)への負担が大きいため、ヘルニアを代表とする関節疾患にかかりやすい。
そのため、ジャンプ・高い所や階段の昇降・肥満等の注意が必要である。
また、滑りやすい床や路面に対しても配慮が必要である。
足が短いことから地面とお腹が近いため、地面が熱い時の散歩は熱中症になりやすい。
そのため、地面の熱い時間帯の散歩を避け、散歩後の十分な水分補給が必要である。
特に妊娠中や子犬は、ますます地面とお腹が近いことも覚えておくべきであろう。
近年、小型化や肥満防止を目的として十分な量の餌を与えられず、
栄養失調やカルシウム不足等になるケースも増えている。
素人による安易な餌の制限やダイエットはせずに、獣医等の相談の元で体型を維持が必要になります。